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現場から連れ帰った4匹たち

おじさんが亡くなった後
連れ帰った4匹たち

 ・
 ・

捕獲器に入っていた現地名【ホワイト】

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モカママさんのご紹介で
今は台東区の預かりさん宅で暮らしております



19日におじさんの死を知らされてから
残されていた犬猫たちの移動を無事の終えることが出来ましたが

逃げてしまった子を除いて
一番最後に保護できたのがこの【ホワイト】でした

 ※逃げてしまった白い子はマイクロチップを入れています
   今のところまだセンターからは情報はありません・・


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モカママさん家にいるさやちゃんと2匹だけが
普段から係留されていなくて
21日もずっと捕まえられずにいたんですが

いつもおじさんが寝床にしていた廃車のそばに
捕獲器を仕掛けておいたところ


22日の朝
さやちゃんが捕獲器の中に入っていて無事に保護

きっとお腹を空かしていたんだと思います・・
捕獲器の中のフードは残さずに全部食べていました・・


そしてその捕獲器のすぐ横で
さやちゃんを心配そうに見ていたホワイトがいて

きっとホワイトもお腹空かせてるんだろうな・・と
もう一度捕獲器にフードを入れて

そのまま一旦帰宅・・・ではなく
その日は里親会だったので
急いで川崎に向かい



里親会が終わってから再度現場に確認に向かいました


そしたらやっぱり入ってた!

誰も居なくなった現場の
人の声も犬の鳴き声も聞こえない静まりかえった暗闇で
不安そうな顔をして
捕獲器の中にいました。。

ホワイト無事保護! よかった。。


車のケージに移す時
ちょっとパニックになって思いっきり
ホワイトを抱いていた私の顎に頭突きを入れてきた・・・
おかげで顎から流血・・・ (^_^;)



こうして連れ帰ることの出来た【ホワイト】
今は【まき】ちゃんという名前をもらって
家庭犬らしくなってきています



でも一時は緊急な出来事が起き・・・

と言うのは
「フィラリアの急性症状」が出てしまい
8日に緊急でフィラリア成虫の吊りだし手術を施してもらいました

無事に手術は終えたのですが
右心房・右心室から14匹の成虫が吊りだされ


症状に気付いてくれた預かりママさん
急遽運搬していただいたモカママさん
緊急で手術を引き受けてくれた獣医さん

おかげで【まき】ちゃん助かりました・・ よかったです。。

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そして先日偶然
再診に来ていたまきちゃんに病院でバッタリ!

私は預かりママさんにお会いしたことがなかったのですが
待合室に入っていくと
白い犬がずっとこっちを見ているから
どうしたんだろう・・と思ったら
まきちゃんでした!

尻尾振ってくれて
ちゃんと覚えてくれていて 
顎の傷はずっと消えないままだけど 嬉しかったよー(^'^)
 (カメラ向けたらテンション下がってしまった・・)

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すっかり家庭犬らしくなって
それに元気になってくれて
まきちゃん 幸せ掴むまでもうあと一息!


***


現場に居るときは
そばに行くとずーっと吠えていて唸っていて

手から何かを食べてくれるなんてことは一切なかった【しい】ちゃん

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いつもこんな感じで隠れてました

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攻撃性はなかったけど
人に懐いていないし怖がりだったので
積極的には移動先を探していなかったのですが・・・

我が家に来てからも
3日間ほどは部屋の隅で固まっていたのですが・・・


他の犬たちを見ていて安心してくれたのか
今はすっかり懐いてくれて
手からもガツガツおやつを食べてくれております!

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おじさんのことがなかったら
【しい】ちゃんのことは引き取って来ていなかっただろうし
移動先もまだ探していなかったかもしれないので

連れ帰れて良かった。。です


それにしても
こんなに明るい子だったとは嬉しい誤算!

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横にいる【ゆあさ】ちゃんが12キロくらいですので
身体も小さめですし
年齢もまだまだ若そう!

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体調は落ち着いていますし
そろそろ新しい家族探しを始めようかな・・と思います!


***


見かけるときはいつも2匹だったこのニャンコロたち

名前は【暖(だん)】くん&【暖(のん)】ちゃんと
決めました

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【のん】ちゃんは
2年前に現場から引き取って来た子猫兄弟 
↓↓
 【ちひろ】【はっち】【ちょびん】【ちゃんぽん】のお母さん猫

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それほど高齢ではないと思いますが
やはり暮らしてきた環境が良くなかったせいか
歯がほとんどありません・・・ 

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性格はとっても懐こくて可愛い子

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子猫たちを引き取った後に避妊手術を済ませていますし
体調も良好ですので

里親さん探しを始めて行こうと思います!


一方【だん】くんは
血液検査の結果がエイズキャリアでした・・・

口内炎にもなっていたため
保護当初は痛さでご飯もあまり食べられず
背骨がゴツゴツ手にあたるくらい痩せていて脱水状態で

もしあのまま現場で暮らしていたら
あまり長くは生きられなかったかもしれません

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口内炎に関しては
今はステロイド注射で治療を続けていますが

あと・・タマタマが片方しかなくて停留睾丸だとわかり
開腹手術が必要になってくるため

里親さん探しを始められるかどうかはまだ微妙。。。



性格は【のん】ちゃん同様に
懐こい子です

毛色柄が似てるので
【だん】くんは・・【のん】ちゃんの息子なのか?
それとも兄弟なのか?


長い現場暮らしで
何頭もの犬たちと暮らしてきたので
我が家でも犬への警戒心は全くなく

やって来たその日から自然に暮らしています


***


寒い日はいつも
「寒いな・・」
「現場子たち みんな大丈夫かな・・ 寒いだろうな・・」

毎年毎年考えてたことが
もう考えなくて済むようになりました。。。

 ・
 ・

みんなの幸せを掴めるまで 頑張ります!


問い合わせ ⇒ yql04267★nifty.ne.jp (★を@に変えて) メールをお願い致します

里親希望アンケート


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by yql04267 | 2015-12-22 23:37 | ●千葉多頭現場

保護犬猫の新しい家族探し


by yql04267
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