朝から悲しい出来事が・・
2020年 07月 21日
これは昨日の朝のことに
なるのですが
私の通勤はいつも
原付バイクでして
昨日の朝もいつも通り
原付で職場に
向かっていました。
道をそれて
自衛隊の脇の道を通ったりして
昨日も渋滞していたので
そっちの道を走っていたのですが
そしたら右前方
50メートルくらい先に
道路の上に茶色いものがあるな・・
って。
猫が轢かれちゃったのかな・・
でも猫じゃなくて
毛布とかだといいな・・
そんなことを思いながら
近くまで来たときに
あぁ、やっぱり布じゃない・・。
でもタヌキ?
小さいから子どものタヌキ?
真横に来たときに
違う!
犬だ!
って。
でも後ろに車がいたから
すぐに止まれなくて
(道幅狭いので・・)
ちょっと進んでからUターンして
戻りました。
茶色い長毛のM.ダックスの子でした。
口から大量の血を流して
すでに息絶えていました。。
この道は抜け道で
狭いのに飛ばすヤツが多い。
だから轢かれちゃったのかな・・。
探している人がいるかもしれないから
と、すぐに愛護センターに電話を掛けて
でも電話をしながら
その近くにカゴのバッグと
毛布が置かれていることに
気付いたんですよね。。
この子は迷子なんかじゃないな。
ココに棄てられたんだな。
って。
遺棄!ってことは犯罪。
だから、センターの電話を切って
今度は警察に電話をして
でも月曜日の朝は
何かと忙しいのか何なのか
全然繋がらなくて
何回も掛け直しながら
置かれていたカゴのバッグの
中を見てみたんです。
きっとこの子に使っていた
ご飯のお皿とか、そういったものが
入ってるんじゃないか
そう思って。
布を被せていたので
布をめくってみたら
そしたら
お皿とかそんなものではなくて
その中にはもう1匹
小型の子が入っていました・・。
でもその子も息絶えていました。
毛玉が凄すぎて
犬種がわからないくらいで。
ようやく警察に繋がったので
事情を説明しましたが
対応は冷たかった。。
死んでいるなら市役所で回収
してもらってください、って。
でも遺棄ですけど!
って言っても
動物はモノ扱いだから
死体遺棄にもならないし
証拠もないし、って。
何年か前に栃木の山奥で
犬が棄てられていたのは
事件扱いだったのに
どう違うんですか?
って聞いてみても
うーん、ってなんか
動いてくれそうにもなかったので
もう電話切りました。
結局、市役所に電話をして
回収してもらうことにして
でもこの場所の
詳しい住所が分からないと
向かえないって。
自衛隊の脇道って言ってるんだから
地図を見てみて下さいよ!
って言ったけど
詳しい住所・・って
変わらない対応で
役所の人はこんなもんか。
私も疲れてきたので
あーわかりました。
じゃあウチに連れて帰るので
ウチに来て下さい。
そう言って住所を伝えて
バイクの足元に
狭くて可哀想だけども
2匹を乗せて
自宅に戻りました。
でも戻って良かったです。
お線香、一本だけ
あげることができました。
日の当たらないところに
2匹を置いて
あとは市役所に任せることにして
私はまた
職場へ向かいましたけど
1時間の遅刻・・。
仕事しながらも色々考えてしまって
もしかしたらあの子たちは
棄てられた時は
2匹とも生きていたのかも。
カゴの中の子も
もし最初から亡くなっていたとしたら
もっと人目につかないところに
置くんじゃないか。って思って。
カゴと毛布が置かれていたところは
私の腰の高さはある
コンクリートの壁の上だったので
その高いところに置けば
誰かの目に止まるんじゃないか
助けてもらえるんじゃないか
そんな願いもあって
そこに置いたのかも。
ダックスの子は
車に轢かれたんじゃなくて
もしかしたら
その壁の上から飛び降りて
全身を強く打ってしまって
亡くなってしまったんじゃないか
そんな気がします。
もう少し早くそこを通っていれば
ダックスの子だけでも
助かったかもしれないけれど・・。
2匹の悲しい最後と
役所、警察の冷たい対応と
月曜日の朝から
悲しい気分で始まりました。
飼主さんも
事情があったんだろうけど・・。
自分の家族だった2匹が
こんな最期を迎えたこと
知ってますか?
最後まで一緒に居たかっただろうに、、
2匹が安らかに眠れることを
祈りたいと思います。